セミナー|神々の島バリ、その芸能と精神世界(受付終了)
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深遠な宗教性と多様な芸能を維持・発展させてきたインドネシア、バリ島。本セミナーではその魅力を理解するために、バリ島の芸能・宗教世界を追いかけてきた研究者お二人とスアール・アグン代表のスウェントラさんをお迎えし、映像や音とともに解説していただきます。バリ芸能ってどれくらいの種類があるの?楽器や音階はどうなってるの?背景にはどんな思想があるの?バリの人びとにとって「死」とは何?バリをもう少し深く知りたいあなたの疑問にお答えします。
バリ島について
バリ島は、インドネシア、ジャワ島のすぐ東側に浮かぶ島です。人口は400万人に満たないくらい、大きさは愛媛県くらいの小さな島です。古代よりヒンドゥー教徒たちの来往が多く、独自に発展した「バリ・ヒンドゥー」という宗教に支えられ、独特な慣習様式(アダット)に従った生活が営まれてきました。人びとの生活単位となる慣習村(デサ・アダット)では、ヒンドゥーの神々や祖先神、土地神など多様な神格に対する信仰が保持されてきており、近代化や観光化が進んでも土地に根差した信仰世界は強く生き続けてきました。バリ島が「神々の島」と呼ばれる理由がここにあります。その信仰を基盤として、多様な芸能が生み出され発展してきたことも特徴の一つです。青銅器によるオーケストラであるガムランや竹筒楽器の合奏ジェゴグなどの器楽演奏から、男声合唱と舞踊劇の結びついたケチャックダンス、神がかり儀礼、美しい舞踊の数々など、豊かな芸能世界が時代を越えて受け継がれています。
日時 | 8月21日(金)14:00~15:30 |
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会場 | 佐渡太鼓体験交流館(たたこう館) |
料金 | 3,000円 |
対象 | 中学生以上 |
定員 | 50名 |
講師 | イ・クトゥ・スウェントラ(スアール・アグン代表)、伏木香織(大正大学准教授)、山本早良紗(東洋大学 / 武蔵大学非常勤講師)、鈴木良枝(東邦音楽大学非常勤講師) |
備考 |
8/21(金)- 23(日)には、EC案内所(マリンプラザ小木)とたたこう館を結ぶ無料送迎バスが運行されます。
ご利用の方は、出発時間に遅れないようにお越しください。乗車時にチケットをご提示ください。(予約の必要はありません。) |
申込方法 |
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お願い | 開催中、その内容を撮影・録音・USTREAMなどの生中継等により収録・放送することはご遠慮いただいております。 |
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