自然と一緒に生きていくための知恵や手技、そこから生まれる文化、芸能を通じて、いま大切なことは何かを考える場になりたい。そんな思いから、野外コンサートを中心としたフェスティバルから、地域に根差した新たなコミュニティとして生まれ変わります。
テーマは「たいこのこども(たいこの前では、みんなこども)」。背景も文化も国籍も違うさまざまな人たちが交わりつながっていく、新しいアース・セレブレーション。
もちろん鼓童もコミュニティの一員として、鼓童村コンサート、ECシアター、フリンジ、ワークショップ、佐渡体験プログラムなど、これまで以上に多様な形で参加します。どうぞご期待ください。
アース・セレブレーション実行委員会
これらの活動は、フェスティバルというその瞬間だけのものではなく、日常とゆるやかにつながっていきます。芸能や文化を媒介として人やモノが行き交う。訪れた人たちは、体験し学び分かち合う。佐渡のような地域の経済が、実は、大都市中心の大きな経済よりも、豊かなものをつくりだせるのではないか。そんな試みが、新しくなったアース・セレブレーションにはあります。
さてさて、むずかしい話はこのくらいにして。たいこの音が聞こえてきたら、さぁ、あなたが“たいこのこども”になる番です。
むかしむかしから にんげんは
うれしいときも かなしいときも
たいこをならして いきてきた
だからぼくらは たいこのこども
おなかのなかに いるときから
ははのこどうと じぶんのこどう
きいて かんじて いきてきた
だからぼくらは たいこのこども
どこどこどこ
たいこのおとがきこえたら
どんどんどん
ほらね からだが うごきだす
せかいのどこでも たいこをたたけば
ことばなんて いらないよ
たいこたたいて どこどこいこう
たいこといっしょに どんどんいこう
だからぼくらは たいこのこども
だからぼくらは たいこのこども