今までECで鬼太鼓ワークショップを開催してきた「春日鬼太鼓」「浜河内鬼太鼓」「南片辺御太鼓」。今回は新たに、それぞれの集落に滞在し、お祭りの練習をしている神社やガレージで鬼太鼓の体験ができる1泊2日のツアーをご用意しました。2日間の最後には、3つの集落の参加者がハーバーマーケットに一堂に介し、発表会を行います。地元若手の皆さんとの交流、そして本物の暮らしの中にある芸能を、それぞれの集落の雰囲気とともにお楽しみください。
【浜河内の鬼太鼓】
佐渡島内の春祭りの皮きりとも言える4月3日に行われる、佐渡市畑野地区・浜河内の祭りの鬼太鼓。二匹の鬼が太鼓と笛に合わせて踊る(地元では踊ることを「打つ」という)前浜流鬼太鼓で、「鬼太鼓の案内人」とも言えるローソが御花(ご祝儀)を頂いた家で口上を述べ、鬼と一緒に踊るのが特徴的。朝6時に神社を出発、大獅子と共に約30軒ほどの家々を門付けし、夜8時頃神社に戻り、祭りは最高潮を迎える。肩を組んだ人々の「タイショー、タイショー!」というかけ声に囃される中、祭りに関わる全員が続けて鬼を打つ「千秋楽」は圧巻。