伝統音楽芸能団バックハー〜ふるさとベトナムを感じる〜

バックハーは、ベトナムの様々な伝統音楽芸能の分野のエキスパートがそろったグループです。中国、フランス支配、ベトナム戦争を乗り越えて受け継がれている、彼らの表現の原風景を、お話と実演を通して感じていただきます。また、鼓童メンバーが２月にハノイを訪問した際のスライドと共に出会いまでの旅の様子をご紹介します。

バックハー（ベトナム）
ベトナムの伝統音楽の家系に生まれた打楽器奏者のミン・チー氏率いる、8人編成のベトナムの伝統音楽芸能団。グループ名「バックハー」はベトナム北西部の地域名で、16世紀以降、孔子の思想の影響を受けた芸術家、知識人がそのように呼ばれたことに由来します。そこには、フランスの植民地支配、ベトナム戦争、その後の社会変革を乗り越えて繋がれている、べトナムの伝統文化の価値に対する尊敬の念、グループのメンバーの伝統音楽芸能に対する真摯な姿勢とその継承発展に対する想いが込められています。